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山田建設が"自社一貫"を自認できるのは各部署における適切な人員配置にある。中でも力が注がれているのが設計・監理・商品開発、それとゼネコンであるから当然施工部門となる。また、供給物件の増加に伴い、管理部門とアフターサービス部門もグループ内で大きな位置を占めている。こういった各部門のスタッフが横断的に連携してひとつのマンションを創りあげていくわけだが、共通した認識は「安心・安全・責任+トキメキ」。まず安心・安全・責任についてみてみよう。
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昨今、構造設計書の偽造などというあってはならない事件が起こっているが、躯体の安全性、これは住む人にとって最も重要な要素のひとつ。地震の揺れに対する建物の強度は誰しも気になるところで、それが永く快適に暮らしていける基本ともなっている。内装がいかに豪華できらびやかであっても建物本体が堅牢でなければどうしようもない。そのために設計段階での厳しいチェックが必要になってくる。その構造を綿密に設計・計算する部署が山田建設設計部だ。黒沢部長を筆頭とする一級建築士が自社設計・外注設計にかかわらず、すべての物件について適切に構造計算されているか厳しくチェック、住む人の安心を追求しているのである。 |
![]() ▲ 構造計算チーム打合わせ風景。 |

![]() ▲ 山田建設のマンション建設現場における配筋検査の様子。躯体の品質に責任をもつ山田建設の業務の一環である |
![]() ▲ 竣工検査の様子(上3点とも)。住まいの内装ができあがると山田建設の社員が徹底的にチェックする。ドアの建て付けやゆがみなど図面と照らし合わせて確認、不具合があれば即座に対応。お客様へ引き渡す前に行う大事な仕事だ。“当たり前のことを徹底してやる”山田建設の姿勢が見える場面だ |
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山田建設の設計部では、自社マンションの設計・監理を行っている。建設地や周辺エリアの特性、規模、購入層などに合わせて外観デザインから専有部分まで変化を付けるわけだが、変らないのは躯体の強度・耐久性だ。自社設計・外注設計にかかわらず構造計算は綿密にチェックしているが、建設現場に出て配筋やコンクリートの検査なども綿密に実施している。もちろん構造計算書もカスタマーから希望があれば見ることもできるし、躯体工事の進捗状況もホームページで見ることができる。
完成してからでは見えない部分であるし、専門性が高い分野ではあるが、山田建設ではできるだけカスタマーに分かりやすく確認できるシステムを提案している。 |
![]() ▲ 山田建設設計部の業務風景。意匠デザイン・施工部門との連携で迅速かつ確実に業務が進んでいく |
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こうした基本的な作業と同時に設計部では山田建設独自の工法・構造の開発にも挑戦している。同社のマンションを見ていると、開口部の大きなワイドスパン住戸が多いのが分かる。採光や開放性が高いと評価されているプランだが、小梁が出るという問題があった。それを解決したのが「オリジナル中空スラブ工法」だ。コンクリートスラブの厚みを増し、スラブ内に中空部を設けることでワイドスパンでも天井に小梁の出ない空間を実現することができる。この工法の採用により、設計段階で自由度の高い空間を創造する事が可能になった。将来性も見据えた先進の工法で、資産価値やリフォーム時の間取り設計の自由度が向上するというメリットももっている。
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![]() ▲ 外観デザインの数々。意匠デザイナーのインスピレーションを喚起する、強固な構造設計とデザイナーの美意識が融合した建物を提案している |
“品質”を基本にした自社施工。大工さん、職人さんもチームに。資産性も高める「オリジナル中空スラブ工法」だが、その施工現場をみてみよう。「躯体の品質」には細心の注意が払われている。基本は「通常の工程をしっかりとやる」確かさだが、現場で仕事をする協力会社の大工さん、職人さんへ指導もそのひとつだ。例えば、コンクリートの流し込みで4人でひとつのチームを組む。このチームワークが大切で、品質に大きな違いが出てくることになる。山田建設ではこの点に力を入れており、自社ブランドの品質向上に大きな推進力となっている。自分が購入するマンションのコンクリート打設を見る、という人は少ないと思うが、山田建設では工事の進捗状況をホームページ上で見ることができるようになっている。“顧客第一主義”のひとつの形で、カスタマーが安心できる要素といえるだろう。また、山田建設では、S.I.(スケルトンインフィル)による内装工事のみの施工、という新しい事業展開も計画中だ。 |
![]() ▲ 山田建設の建設中マンション。この空間が「オリジナル中空スラブ工法」で、小梁の出ない大空間を実現、“間取りの自由度”が高いのがよく分かる |